スポーツのパフォーマンスを上げるために音楽は欠かせないものだと私は考えます。特に気持ちが乗らない時、緊張している時、落ち込んでいる時は、音楽を用いて自分の感情をコントロールすることができるでしょう。オリンピック選手が競技直前までイヤホンをしているのをテレビで見かけると思います。それは普段から練習中、試合の前に同じ音楽を聞いていて、大試合の前でもその曲を聞くことにより、平常心を保てるようにするためです。
私自身のメジャーでプレーしている時の話ですが、試合の30分ぐらい前になるとクラブハウスの自分のロッカーの前で座って、音楽を聴くのが日課となっていましたが、それは感情をうまくコントロールするためでした。ある時はちょっと興奮しているなと感じ、それを抑えるために静かな曲を聴きました。ある時はあまり気持ちが乗ってないなっていう感じであり、そういう時はノリノリの曲、ハードロックやハイビートの曲を聴きました。ただ、グランドに出る直前の最後の1曲はその時の自分の流行の同じ曲を聴いていたものです。
現在、ゴルフの試合の時は、試合前の練習中ずっとイヤホンで音楽を聴けるので、アルターネティブ・ロックというジャンルのステーションをだいたいずっと聴いています。練習だけの時も、同じ感じで同じジャンルを聴いています。特に練習だけの時は、アメリカの自分のホームコースや、大阪でも一般の人と混じって練習するので、集中できるようにイヤホンで音楽を聴き、周りの雑音を遮断する意味もあります。
普段レクリエーションのために聴く音楽も、スポーツや仕事の自分の感情をコントロールするために使えるツールとなります。皆さんも音楽を自分のツールとして使う事を考えてみてください。
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