人格主義

今回のオンラインサロン(有料)は「人格主義と個性主義」という題で行いました。スポーツでの人格主義とは、スポーツマンシップにのっとったプレーや、誠実なプレーヤーになるということです。野球やサッカーはチームスポーツですので、チームのためにプレーするというのは当然のこととして考えられていますが、私はその前に個々の選手が誠実でないといけないと考えます。当たってもないのにデッドボールだと審判にアピールしたり、完全にタッチされたのに、審判がセーフとコールしたことに対して、ラッキーだとそのままプレーを続ける。審判が間違えた判定を下して、自分に有利な判定になってしまったとしても、明らかにタッチされたことが分かっていれば、審判に自分はアウトだと告げるべきです。

しかし、ほとんどの選手は「チームのために」とそのような行動を取りません。ゴルフだったら、自分が審判ですから、ボールを動かしてしまった場合は自分でペナルティーを課さなければなりません。それが誠実なプレーをするということで、当然のようにゴルファーは自分で自分を判定します。

一方で、チームスポーツとなるとそうはいかなくなるようです。オンラインサロン中で出た話ですが、サッカーでもマリーシアという相手を欺く、あるいは審判を欺くプレーがあるようです。私もワールドカップなどを見ていていつも思うのは、接触していないのに、ぶつかられたようにフェークでコケる選手をよく見ます。世界トップレベルのサッカーでも個々の誠実さよりも、チームの勝利主義に重きを置く国もあるものだと思ってみていました。他方で、日本の代表チームはそのようなプレーを良しとしない、というようなことを今回のオンラインサロンで参加者の方から聞き、ちょっとホッとしました。

このようにメンタルトレーニングサロンの中では、野球やゴルフだけに限らず、他のスポーツ、ビジネスについても皆で議論していきます。ぜひ、皆さんもサロンにメンバー登録して一緒に勉強していきましょう。