ホームコース自己ベストタイ

本日、写真のスコアカードの通り、1アンダーで私のホームコースでの自己ベストタイが出ました。

今年に入って2度目のホームコースでの1アンダーですが、コースレーティング75.1が示す通り、この辺りでは一番難しいコースですので、満足はしています。

この日は、朝から南カリフォルニアでは珍しく、華氏30度(摂氏だと0度以下)だったために、グリーンとフェアウェイが凍っていて、7時過ぎのスタートの予定が、9時半まで伸びました。その分、家で自己啓発の本を読んでからコースに向かいました。それに、ショット、パット共にバランス良く練習して、程よいウォームアップができました。

ただ、この日は10番スタートで、いきなりダボスタート。それでもイライラせずに冷静にプレーして、その後は、5連続パーで凌ぎました。通常ダボを叩いてしまったら、次のホールはバーディーで取り返してやろうとするのですが、それは、今をプレーせずに、未来に意識を向けているということ。まずは自分のリズムを取り戻すことを考えれば、パーを数ホール続けることができれば十分。今日はそんな心の余裕があったように思います。

16番のパー3では、左のバンカーに入れてしまう。しかもピンはグリーンの左側で、バンカーからピンに向かっては下りのライン。どう考えても寄らない。これを無理してグリーンエッジに落としにいくか、それともボギーで良いと考えることができるか。この日は、とにかくグリーンに乗せるだけで良い。そして危うくばパーを拾おうと考えました。結局ボギーでしたが、予定通り。

その後の17番パー5は、2オンのイーグル外しのバーディー。18番は2打目を8番アイアンで打って、4m手前につけて2連続バーディー。10番のスタートでダボの後、スコアのことは考えず、目の前のショットに集中したのが、最後の17番、18番でバーディーを取れた理由でしょう。

1番も2打でグリーン手前15ヤードまでつけたが、アプローチがあまりうまくいかず、4mほどのパットを残してしまった。これを沈めることができずパー。

しかし、続く2番はバーディー。そしてこのコースのショートでは一番難しい3番のパー3。右はずっと池、左はバンカーで、グリーン幅は今日の手前のピン位置だと10mもない。しかし、3番ハイブリットで、ピン手前5mにつけてパー。なんとか難関は突破。4番はパーオンの2パットでしたが、その後の5番から7番までは、パーオンせずに、アプローチで凌いで1パットでパーをセーブしました。チャンスは8番パー5に訪れます。3打目の92ヤードを56度ウェッジで打って、ピン横4mにつけます。それを沈めてバーディー。9番は451ヤードの長いパー4。ドライバー、5番アイアンで両方とも完璧なショットも、グリーンに落ちてスピンがかかり過ぎて、10mほどグリーン手前のフェアウェイに戻ってきてしまいます。しかし、62度のアプローチが絶妙に決まり、40cmぐらいにつけてパー。

このように決して絶好調のラウンドとは言えませんでしたが、ショートゲームで凌いでホームコースベストタイ。これはかなり自信になりました。この日は最初にダボを叩いたことで、スコアを意識せずにプレーできたのでしょう。今までで、一番目の前のショットに集中できたラウンドだったように思います。

これも一重に、昨日のオンラインサロンで今を生きるということを強調していたせいだと思います。講師である私が、実は皆さんに話しながら一番勉強になっていっているのかも知れません。この調子で明日もスコアを気にせず、目の前のショットに集中してプレーする熟達志向で行きたいと思います。