
2月22日の月曜日、カリフォルニアのミニツアー、ボーツアーで優勝しました。スコアは、フロント9は3アンダー、バック9は2オーバーのトータル1アンダーでした。もちろん、初優勝で嬉しいのは確かですが、このラウンドでは、良い面と悪い面がありました。
良い面は、前半はなんとくゾーンに入っている感じで、グリーン上でそれほど頭を使わなくても、なんとくラインが見えたというか、細かいことは考えずにパッティングできていました。ドライバーは、正直ほとんどまっすぐ行きませんでしたが、セカンドショットでなんとかリカバリーして、バーディーチャンスにも何度かつけました。そのバーディーチャンスを逃さず、前半は3バーディーのノーボギー。
後半も、10番のドライバーは大きく曲げましたが、短いパー4だったので、グリーンの左40ヤードの深いラフから62度でフロップショットを打つと、1m以内に寄せてバーディー。これで4アンダー。この辺りからスコアを少し気にし出した感じがした。次の11番はこのラウンド初のボギーを叩くも、次の12番ではすぐにバーディーを取り返して再び4アンダー。そこから13番から15番までバーディーチャンスもあったが、全てパー。
問題はここから。この日のBrookside Golf Courseは、グリーンが固くて速く、おそらくアンダーで回れば上位入賞はかたいだろう。そう考え始めました。このところ数試合は、出場しても賞金を貰えるまでの成績は残せていなかった。コロナの影響でほとんど試合に出場していなかったこともあったので、どうしても入賞という文字が頭をよぎってしまった。大叩きさえしなければ。
16番は、パー4で2オンも、上りのファーストパットを強く打ちすぎて3パットのボギー。続く17番は200ヤードのパー3で、右と手前はハザード、左はO Bと無理できないホール。池を逃げてグリーン左のラフへ。下りの難しいアプローチを上手く2mに寄せたが、そのパットを外して2連続ボギー。最終ホールは342ヤードの短いパー4。4番アイアンでティーショット、セカンドも上手く打てたが、アゲンストの風に押し戻されて、ピンまで15mにオン。フックラインを余分に読みすぎて、これも2m以上残してしまった。カップを舐めるも入らずボギー。結局上がり3ホールは、3連続ボギー。
反省点は、13番でバーディーを取ってから、スコアを気にし出したこと。それまでのトーナメントで良い結果を残していようが、そうでなかろうが、常に1ホール、1ホール、1打1打に集中しないといけない。勝つことを考えるのではなく、常にコースとの戦いに臨むこと。これらができなかった。
良かった点は、結果はでていなくても、今までと変わることなく毎日地道に練習し続けることができていた。そうすると、すぐにではなくても必ず結果はついてくる。それに13番までだったが、久々にゾーンに入ったような感覚を持つことができた。その理由を考えると、コロナ禍でのトーナメントで、練習グリーンが使えなかったこと。そのためパットに関して、期待値をそれほどあげることはなかった。どちらかという無欲でパッティングしていた。それが、前半の好パットに繋がったのではないかと思う。ここでのヒントは、パットは絶対入れてやる、というような過度の期待はせずに、ターゲットのみを見て気軽に打つ方が良いのかも、ということだ。パット練習は、他の技術練習よりも毎日かなりやっている。なので、試合ではただ自信を持ってパットするだけでいいのかもしれない。パットは気合を入れすぎでもだめ。
とにかく今回も、学ぶべき点は多かった。結果は優勝で嬉しいのだが、今後の課題も見つかった。まだまだメンタル面も向上の余地があるし、ドライバーは、もっと軽く力を抜いて打つべきである。来週も月曜日にボーツアーに出場するが、優勝した次の日から、その試合に向けて準備を始めました。熟達ゴルファー目指して、メンタル面も技術面ももっと磨いていきたい。
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