
今週月曜日もボー・ツアーに参戦。シニア・ディビジョンで1アンダーの2位に入賞。賞金は$545でした。良かった点、反省点を述べたいと思います。
1番ホール
この日最初のティーショットは、前回と同じく左に引っ掛け。フェアウェイ左のベアグランドへ。ただ、300ヤード近く飛んでいた、というかとにかくこの日のコース、ベアー・クリーク・ゴルフ・クラブは、フェアウェイ、グリーン共にめちゃくちゃ硬い。2打目はベア・グランドなので、ダフらないようにボールを少し右足寄りに置いてパンチショット気味に打ちました。残念ながら2オンはならず、グリーン10ヤードほど手前でしたが、上手くアプローチが決まってパー。まずは順調なスタート。
2番ホール
フェアウェイ真ん中に大きな木がそびえ立つパー4。両サイド狭いので3番ウッドでティーショット。大きな木の右側に上手く打てたのだが、またしても木の周りにあるベアーグランドへ。しかし。ここは上手く打って2オン。2パットでパー。
3番ホール
パー5のこのホールは、右はハザード、左はO B。ただ、それほど狭い訳ではないフェアウェイですから、思い切って振り切ったドライバーは300ヤード前後飛びました。ただ、残りは215ヤード。3番ユーティリティー(220ヤード)と4番アイアン(200ヤード)の間の距離を残してしまいました。仕方がないから3番ユーティリティーで軽めのスイング。しかし、こういう時はしっかり芯に当たってしまうもので、グリーンに着弾するもちょっと跳ねてグリーンオーバー。10ヤードぐらいの下りの難しいアプローチを62度で上手く打って2m程ピンオーバーの位置につけました。この辺のアプローチショットは、前回の優勝からかなり自信を持ってプレーできるようになったように思います。その2mを沈めバーディー。
4番ホール
381ヤードの短いパー4。3番ウッドで打つにはちょうど両側にあるバンカーに届く距離になってしまうので、思い切ってドライバーをスイング。ここは引っ掛けずにフェード気味でビッグドライブ。残りの距離は100前後でしたが、風がアゲンストの上にあまりライがよくなかったので、ピッチングでパンチショット。完璧に打ててピンにデッド向かって行きましたが、2段グリーンの上に止まりかけて、下の段に落ちてしまいました。ピンを刺していたので完璧なショットだったように見えたのですが、実はこのホールはこの日のピンポジション(真ん中奥)であれば、ピンよりも右側に打たなければまず止まらないところをアグレッシブに行きすぎました。15mぐらい残したパットをなんとか2パットでおさめてパーを取るのがやっと。次回からは、100ヤード前後でもこのホール、ピンがあの位置ならピンデッドには狙わない、と誓いました。まあ、パーなので文句はないですが。
5番ホール
このホールはセカンド地点からグリーンまで大きく打ち下ろしているパー4。距離は390ヤードあるので、3番ウッドで打ちたいところだが、両側狭いので無理をせず3番ユーティリティーでティーショット。残りは170ヤードの打ち下ろし。通常は160ヤードぐらいでいいが風が回っているので、非常に距離感が難しい。しかし、それでも打つ前には、150ヤードをしっかり打つと決めて8番アイアンでフルショット。満足のいくショットは、ピン奥4mにつきました。グリーン手前はクリーク、奥は寄せるのがまず無理な砲台グリーンですから、下手すれば大叩きになるホール。それでも、スイングするときはビビらずに打たないといけない。自分で決めた距離を信じてしっかり打てました。残念ながらバーディーパットは決まらずパー。しかし、このホールでの2打目のショットは自信になりました。
6番ホール
120ヤードの短いパー3。しかし、かなり曲者で、手前はハザードで先程のホールと同じく風が普段から回っていて非常に距離感が難しいホール。この日も風が結構あったので、ピッチングで吹き上がらないようにパンチショット。低いスピンのかかったボールは、ピンに向かいピン奥4mぐらいにつけました。下りの難しいラインでしたから、バーディーは成りませんでしたが、ティーショットが上手く打てたので満足ということで。
7番ホール
3番ウッドでティーショット。2オン2パットのパー。
8番ホール
175ヤードのパー3。風があったのと、ピンが一番奥に切ってあった。しかも、ピン手前10mぐらいに打つとグリーン手前に転がり落ちてしまう。落とし所は右側しかない。とりあえず、オーバーでもいいわ、と思って6番アイアンで打つとピンを刺すナイスショット。気分は最高に良かったが、ピン真横に落ちたボールはやっぱり跳ねてグリーンを10mもオーバー。どんだけ硬いグリーンやねん、と関西弁ではなく英語で吠えたけど(関西弁も英語も私にとってはよく似ています)、すぐ気を取り直して62度でアプローチ。ただ、ちょっとミスると、ピンを過ぎて反対側のラフに行ってしまうセンシティブなチッピング。それでもフワリと上手く打てて、なんとかパーセーブ。ナイスショットを2回もしたのにパーとは、ちょっと理不尽だが、気を取り直して9番のパー5へ。
9番ホール
パー5ですが、両側が非常に狭いので、3番ウッドでティーショット。3番ウッドでも2オンできる距離なので、これでいいのだが、ちょっと左へ引っ掛けて、フェアウェイバンカーへ。このバンカーの顎が高いので、6番アイアンで打つのがやっと。念のためにトップしないように打った球は、150ヤードぐらいしか飛ばず。これなら7番アイアンでしっかり打ったほうが良かった。そういう事で3打目はパー5なのに150ヤード近く残ってしまいました。ピンは左に切ってあったのですが、それでもピンをデッドに狙ってしまった。やはりパー5では、心の何処かでバーディーが欲しい気持ちが残っていた。ちょっと引っ掛けて。どうやっても寄らない左のラフへ。4打目のアプローチはグリーンに乗せるだけ。8mぐらいのパットもかなりの下りだったので、もちろん入れに行きましたが、無理はできずボギー。この日初めてのボギーも、先週の優勝のおかげなのか、技術面、メンタル面が良くなってきているのか、冷静にプレーできていた。
10番ホール
ティーショット3番ウッド。2打目は130ヤードほど残る。軽めに打った9番アイアンは、ピン真横に落ちるも、大きく跳ねて15mぐらいオーバー。ここでも冷静に2パットで決めてパー。
11番ホール
右はずっと池で、300ヤード飛ばせば、フェアウェイでも右側にランドすれば池に入ってしまう。一応左側フェアウェイは狙っていたが、この日の風(ややアゲンスト)であれば、池までは届かないと思ってドライバーでティーショット。それほど良い当たりではなかったが、ちょっと右にプッシュ気味に行った球は、池まで転がって行ってしまった。ここは3番ウッドでも2オン可能なのにと、3打目を打つ地点で後悔。200ヤードを5番アイアンで打つもグリーンの左側のフェアウェイで、3オンならず。それでも20ヤードのアプローチを56度で絶妙に寄せてパーセーブ。池ポチャしながら、3打目も引っ掛けながら忍耐強くナイスパー。9番パー5でボギー、その続きでここのパー5もボギーでもおかしくなかったが、メンタル的に強くなってきたのかも。
12番ホール
175ヤードのパー3。6番アイアンで完璧なショットはピン横に落ちるも、これまた跳ねてグリーンオーバー。それでもナイスアプローチで3mにつける。これも入れてパー。
13番ホール
328ヤードの短いパー4。右は広いので、思い切ってドライバーでティーショット。ちょっとプッシュ気味でアゲンストの風に負けてフェアウェイバンカーに捕まる。108ヤードのバンカーショットをピッチングで低い球でグリーンを捉えるも、またしても大きく跳ねてグリーン奥へ。奥からピンに向けては速いのでピンチ。62度で完璧にアプローチできるも、完璧すぎて3mほどのパーパットを残す。ここは小さいターゲットに向かって集中力を発揮して、しっかりパターの芯で打ってナイスパーセーブ。このパットは今後の自信になる。
14番ホール
パー5。2オンを狙いたいところ。風はアゲンストなので低めのドローを打つ感じ。低くしっかり低い球を打てたが、フェアウェイ真ん中から左側へ流れて、フェアウェイバンカーへ。9番ホールで、大きめのクラブで軽く打って距離を稼げず失敗したので、ここは番手をあげて7番アイアンでフルショット。しっかり100ヤードを残す。アゲンストのために3打目は100ヤード強をピッチングウェッジでパンチショット。ピンの手前5mぐらいに落ちて完璧と思うも、10mぐらい跳ねてピンを5m過ぎたところにオン。下りのラインを打ってラインに乗っていたが、ちょっとグリーンが荒れていたのか少し軌道がずれて惜しくもバーディーならず。しかし、狙い通りに打てていたので、ここは満足して次のホールに向かうしかない。この時点でイーブン。もちろんバーディーでアンダーパーに突入したかったが、終わったことは仕方がない。
15番ホール
ここは2オン2パットのパー。
16番ホール
打ち下ろしの難しいパー3。175ヤードあったが、ダウンヒルのフォローの風ということで、150ヤードをしっかり打つ感じ。ただ、ピンはグリーンの奥に切ってあって、もしグリーンオーバーするとまずパーは取れないから、できればピン手前に打ちたいところ。その気持ちが強かったのか、ピンから20m手前にオン。上りのスネークラインの20mのパット。もうすでに15ホールも回ってきている訳だから、あまり色々考えすぎず本能のままにパッティング。ラインは少し違って左2mぐらいに行ったが、スピードは完璧。その2mを沈めてナイスセーブの2パットのパー。
17番ホール
右はバンカーが連なり、左はたくさんの木が並んでいる。ここは3番ウッドで堅実にティーショット。完璧なショットで270ヤード近く飛んだ。残り115ヤードをギャップウェッジで打ってピン横3mにつける。同伴プレーヤーが、私の同じラインで先に打った。少しフック気味のラインでラインに乗っていたが、彼はショートしてバーディーならず。完全にラインは見えたし、しっかり打てさえすれば間違いなくバーディー。しかし、なんと30cmほどショート。もちろんラインに完全に乗せていた。このホールのグリーンの目が反対を向いているのか? それともこのグリーンだけ遅いのか? もう17番まで回ってきて一度もパットをショートしてなかったのに、ここに来て同伴者と私が両者共にショートとは。おそらくグリーンがこのホールだけ遅かったのだろう。仕方がない。次のホールに集中する。
18番ホール
最終ホール。どうしてもバーディーを取りアンダーでフィニッシュしたいと考えるのは当然。しかし、未来のことを考えるよりも、今に集中、今をプレーする、と言い聞かせる。300ヤード打つとグリーン手前の池に入ってしまうので、3番ウッドでフルショット。ドロー気味の完璧なショットで280ヤード以上飛んだ。残りは125ヤード。このグリーンは前回の経験から、かなり硬いと記憶していたので、ピッチングフルショット。完璧に捉えたボールは硬いグリーンながらも、しっかりグリーンでスピンが効いて、ピン奥5mにオン。最後の集中を見せて完全にラインを読み切りバーディー。
この日は、先週の試合の時のようにゾーンには入った感覚はあまりなかったが、ほとんどのショット、パットで集中できていた。唯一言えるのは、先週よりも少し自信がなかったように思う。先週は前半からバーディーが数回取れたことで自信満々でプレーできた。この日のようにバーディーが来なくても、自信を持ってプレーしなければならない。それがカップに蹴られるパットを沈めることになるし、もっと気分良く楽しく回る原因にもなる。ラウンド中は少し自信過剰気味が良い。
ただ、優勝、2位と2週続けて結果が残ったことは今後の自信になる。もちろん、それでも次回もスコア、順位を気にするよりも、熟達ゴルファーになるべく、コースに対してチャレンジしていく気持ちは変わらない。この2試合のように、とにかくコースに勝つ(アンダーで回る)という目標を持って毎回試合に臨む。
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