成功する確率

アメリカでは、新しいビジネスを立ち上げて成功する確率は、1割程度と言われています。9割は最初の5年以内に失敗しています。おそらく日本でも同じような確率でビジネスをスタートアップしても失敗している人が多いでしょう。その失敗をどう受け止めて、勝利に生かすか? その失敗を犯す覚悟ができていない人は、ビジネスを始めるべきではないでしょう。

野球で言えば、バッターは10回バッターボックスに入るうちに7回は失敗(凡打)する。良いバッターはその7回の失敗を受け入れて、1本でも多くのヒットを打つ事を考える。

投資の世界も同じ。全ての投資が成功するという考え方の完璧主義者は、損をした時の自分を受け入れることができなくて、1回の失敗で投資をやめてしまう。そして投資は危険だと、周りに触れ回る。

ビジネスでも投資でも、成功すれば経験から有る程度、成功する確率は上がるかもしれないが、やはり失敗はつきものだ。それはMLBの最強バッターと言われるマイク・トラウトでも一緒。2回もMVPを取っていても、やはり1シーズンのうちに何度も失敗を経験する。

ビジネスや投資で成功したお金を過信から全額注ぎ込んでしまうようなことは避けるべきですね。失敗する確率、失敗はつきものという事を受け入れることが、スポーツでもビジネス・投資の世界でも大事なことだと私は考えます。