Realという言葉はスペイン語の「王室」からきているようです。1,000年以上も前から王族、今でいう政府は土地に価値を置いてきた。庶民(一般市民)は、王族や政府のために一生懸命に働く。そう思っていなくても、持ち家の不動産税やローン返済のために、毎日せっせと会社に通うのは、結果的に政府(王族)のために働いていることとなります。政府は不動産税を私たちから徴収しますが、試しにその不動産税を払わずに放っておくと、すぐに差押さえにくるから、「あー、土地はやっぱり公(王族)のものなのだ」と実感します。
マイホームのためだけに、ローンを借りる、つまり負債を抱えることは政府のために働くことになります。ただ、現代社会では、いくつか選択肢があります。例えば、収益物件のために負債を抱える。家賃収入が入るアパートメントのためにローンを組む。これは負債によって、収益を産む方法です。王族時代ではできなかったことが、現代社会ではできます。(王族時代もやり方によってはできたでしょう)
富裕層と貧困層との格差がこのところ叫ばれていますが、それは実は王族時代に戻っていっているように私には思えてなりません。資本主義という素晴らしいシステムを人類は発見したように思えましたが、結局はまた昔のシステムに戻ってしまう。ただ、いつの時代にもなんらかの方法はあります。今の時代では、マイホームのためにだけに負債をするのではなく、収益物件(アパート、ショッピングモール、オフィス等)を所有するためにローンを組む。そうすることで、政府(王族)のためにただ働くだけにはならないでしょう。それを選択する手段が私たちにはあります。1,000年以上前と同じように王族のためだけに働き続けるか? それとも自分の王国を築き上げるか? 私は自分の王国を築き上げたいですね。

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