メジャーリーガーと投資

今回は、メジャーリーガーと投資について述べたいと思います。メジャーで数年活躍すると、単年でもかなりの額の年俸を受け取ることになるメジャーリーガー。日常の経費を引いたとしても、かなりの額が銀行口座に残ることになります。ではそのお金はどうなるかと言いますと、あるプレーヤーは、ただ貯金にまわり、あるプレーヤーは、“なにわ”の芸人ではありませんが、パーッと使ってしまえとばかりに、豪華な家やフェラーリーなどの高級車に消えていきます。しかし、大半のプレーヤーが将来のことを考えて、株式などに投資を行っています。(続きを読む)

メジャーリーガーのバースデイ

前回のホームパーティーに続き、今回はメジャーリーガーの誕生日にはどのようなイベントやパーティーを行うかについて述べたいと思います。特に家族の誕生日において、日本とのカルチャーの違いがよく分かると思います。(続きを読む)

メジャーリーガーのホームパーティー

以前、私がコーチしていたチームのトーナメントが行われましたが、午前中のゲームであったのと、次の日の準決勝のゲームが夕方からのゲームということで、私のカリフォルニアの自宅に、他のコーチ2人とその家族を招待してパーティーを行いました。今回はアメリカでの一般的なホームパーティーと、メジャーリーガーのホームパーティーについて話したいと思います。(続きを読む)

この時期にいつも私が思うこと

MLBは2020年レギュラーシーズンが終了し、いよいよプレイオフに入ります。この時期にプレイオフへ出場し、ワールドシリーズ優勝争いに参加できることは、メジャーリーガーにとっては一番やりがいのあることです。私もそのような経験を何度も積ましてもらいましたが、今回は私が経験した優勝争いの時のことについて述べたいと思います。(続きを読む)

監督・コーチの選手への信頼が選手を動かす

選手の起用法で、監督あるいはコーチがシーズンを通して、どんどん選手を入れ替える方がいいのでしょうか? それとも、ある程度出場する選手を固定して使い、打順などもあまり入れ替えることなく固定していく方がいいのでしょうか? これはもちろん状況にもよるでしょう。野球の場合、ほとんどがリーグ戦やトーナメント形式で戦い、その前には練習試合などを行います。私の考えとしては、その練習試合などで選手の実力、適正を見定めて、シーズン中、トーナメント中は、ある程度プレーする選手、打順などを固定する方がいいと思います。(続きを読む)

「アメリカは個人主義」の嘘

日本人は、アメリカは個人主義だと思っている方が多いと思います。実は私も日本に住んでいた頃はそう思っていました。メジャーリーグにあこがれていた頃、つまり日本のプロ野球でプレーしていた頃には、「アメリカだったらもっと自主性を重んじて、練習も自分に任せてくれるのになあ」などと文句を言いながらランニングをしていた事を思い出します。ある部分ではそれは正しかったし、またある部分ではそれは正しくなかったです。今回はアメリカはすべてにおいて個人主義というわけではないことについて述べましょう。(続きを読む)

変化を恐れない

人は周りの環境が変わったり、自分自身で環境を変える事をあまり好みません。私がプロ野球選手時代にメジャーリーグ挑戦をしようとした時、「やめた方がいい」とアドバイスをくれた人たちはその類の人たちです。確かに私も普段は家にいることが好きで、あちこち飛び回って環境を変える事は好きな方ではありません。しかし、ここぞという人生の決断を迫られる時は大きな変化を恐れません。(続きを読む)

現役にこだわる選手、そうでない選手

メジャーリーグには現役にこだわる選手とそうでない選手がいます。今回はそのようなことについて述べます。 まず最初にプロに入るような選手は、ほとんどが野球が好きということに違いはないでしょう。もちろんプロ に入って仕事としてやっていく上では生活もかかっていますから、怪我をしてしまって思い通りにプレーできなかったり、スランプに陥った時に一時的に嫌いにな ることもあるでしょう。それでも全体的に見れば皆野球が好きです。この好きということが、非常に重要です。講演などでもよく述べることですが、好きということ以外に、も ちろん野球が得意でなければプロにはなれません。当たり前の話です。私たちが仕事を選ぶときや、ビジネスを起こす時にも同じことが言えます。野球選手が引退後、第 2の人生を歩む時も同じです。そしてもう1つ。社会に貢献していなければならないのです。自分の選ぶ仕事が反社会的な犯罪行為であったら問題です。野球の場合は社会に貢献していることというのは、明らかにクリアしているが、一般的に仕事やビジネスを選ぶ場合はこの ことも重要になってきます。世の中に反することや、迷惑のかかるようなことをやっていては長続きはしません。(続きを読む)

自分、他人を許すこと

マクスウェル・マルツ博士の著書「サイコ・サイバネティックス」の中で、他人を許すこと、自分自身を許すことについて述べられています。それらのことは野球などスポーツにも役に立ちます。 他人を無条件に許す事 人を無条件に許すこと。悪意、恨みを感じるような人間でもみな許し、過去をきれいさっぱりと清算すること。これは自分のため、自分自身の精神の安静のために重要です。私たちが他人に憎しみを抱いていても相手を傷つけることにならず、むしろ自分が傷ついてしまうのです。心の中の憎しみを放っておくと、自分自身をひどく傷つけることになります。だから他人<すべての人>を許すこと。もしこの第一のポイントを実行できないなら、他のポイントはすべて無効になります。あなたは、まだ未熟と言うことです。(続きを読む)