投資は危険?

投資を行わない人になぜかと聞いてみると、「投資は危険だから」と言う。では、稼いだお金はどうすればいいのでしょうか? 銀行に預ける? それも一つの方法でしょう。私ももちろん銀行にお金を預けています。しかし、私は銀行にお金を預けておくことが安全だとは思っていません。銀行に預ければ普通の経済の状態ならば、数%の金利がつく。しかし、この10年間、日米の金利が経済成長を上回ったことはない。それはどういうことかというと、銀行にお金を預けていたら、何年かすると、自分の預金したお金が経済成長によって実質、今よりも価値を失ってしまうことになる。(続く)

「ビジネス・投資を学んで勝者になりましょう」

「勝者はリスクを取るが、敗者は安心と保証のことしか考えない」 私が現役時代にアパート投資をしようとすると、周りは「そんなことは危険だ。野球選手がアパート経営などできない。野球だけやっているべきだ。」と言う。直接的に言う人はそれほどいなかったが、ほとんどの人が、私が投資をしていることを話すとそう思っていることがその表情から分かった。投資ではなくても、野茂投手がMLBに行く前から私は「アメリカ・メジャーリーグでプレーしたい」と言っていたが、「そんなことはできない。長谷川はMLBでは通用しない。」とよく言われたものだった。(続く)

本当の資産とは

以下が私たちのポケットにお金を入れてくれる資産です。 1・ビジネス。自分がその場にいなくても、他の人が実際の運営をしてくれている。いやゆる、オーナーとして保有するビジネスなら資産と言える。 2・株。トレーディングなどで稼ぐ方法は仕事、業務であって資産とは呼ばない。中・長期の株式投資であれば資産と呼べる。(続く)

資産と負債の違い

お金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。一般的に持ち家や高級車、高級時計などは資産だと思われていますが、実は私たちのポケットからお金を奪っていく負債なんです。マイホームを持つことは、良いとか悪いとかいう話ではなく、マイホームは不動産税や電気代、水道代など経費がかかる負債なんですね。それは車なども同じです。自動車税、ガソリン代、新車でも3年後には車検代などもかかります。(続く)

まずは家計簿をつけましょう

野球を引退する時は、「野球の年俸よりもビジネス、投資での収入の方が増えたので引退します」と言いたかった私ですが、引退時にはそうはなっていませんでした。確かに現役中も不動産投資、株式投資はやっていましたが、それだけで生活していくには十分な収入はありませんでしたし、今も不労所得よりも勤労所得の方が多いです。このままでは一生働き続けなければならないので、何とか不労所得だけで生活できるようにしたいと思っています。そうすると、仮に引退しないにしても、仕事は自由にやりたいことをやれるようになると思います。(続く)

投資もメンタルタフネスが必要

1997年にアメリカに渡って、メジャーリーグでプレーするようになって、野球をやりながら投資にも興味を持つようになりました。特に、2001年に肩の故障でD L入り(故障者リスト入り)した時に、このまま投げれなくなったらどうやって生きていけばいいのだろう、と考え、投資やビジネスの勉強をするようになりました。幸いにも、肩の故障から復帰して、2005年まで現役選手としてプレーすることができましたが、その間にも、株式投資、不動産投資を行うようになっていました。(続く)

考えるヒント、生きるヒント

考えるヒント、生きるヒント

私はアール・ナイチンゲール、ナポレオン・ヒルなどの自己啓発の本を愛読していいます。ナポレオン・ヒルは20世紀半ば、アール・ナイチンゲールは20世紀後半にその名を世間に知らしめましたが、それよりずっと以前の1世紀以上前に、この本は出版されていて、その内容は彼らの考え方の基礎となっているように思えます。(続きを読む)

メジャーリーガーと投資

今回は、メジャーリーガーと投資について述べたいと思います。メジャーで数年活躍すると、単年でもかなりの額の年俸を受け取ることになるメジャーリーガー。日常の経費を引いたとしても、かなりの額が銀行口座に残ることになります。ではそのお金はどうなるかと言いますと、あるプレーヤーは、ただ貯金にまわり、あるプレーヤーは、“なにわ”の芸人ではありませんが、パーッと使ってしまえとばかりに、豪華な家やフェラーリーなどの高級車に消えていきます。しかし、大半のプレーヤーが将来のことを考えて、株式などに投資を行っています。(続きを読む)

現役にこだわる選手、そうでない選手

メジャーリーグには現役にこだわる選手とそうでない選手がいます。今回はそのようなことについて述べます。 まず最初にプロに入るような選手は、ほとんどが野球が好きということに違いはないでしょう。もちろんプロ に入って仕事としてやっていく上では生活もかかっていますから、怪我をしてしまって思い通りにプレーできなかったり、スランプに陥った時に一時的に嫌いにな ることもあるでしょう。それでも全体的に見れば皆野球が好きです。この好きということが、非常に重要です。講演などでもよく述べることですが、好きということ以外に、も ちろん野球が得意でなければプロにはなれません。当たり前の話です。私たちが仕事を選ぶときや、ビジネスを起こす時にも同じことが言えます。野球選手が引退後、第 2の人生を歩む時も同じです。そしてもう1つ。社会に貢献していなければならないのです。自分の選ぶ仕事が反社会的な犯罪行為であったら問題です。野球の場合は社会に貢献していることというのは、明らかにクリアしているが、一般的に仕事やビジネスを選ぶ場合はこの ことも重要になってきます。世の中に反することや、迷惑のかかるようなことをやっていては長続きはしません。(続きを読む)